2011年11月14日月曜日

新評価制度

評価制度が新しくなってから3回目のフィードバックが始まってます。

“仕事はスキルと人間力” の言葉にある通り
アルメックの評価項目は
・部門評価(スキル)・・・部門毎の技術的な項目と
・共通評価(人間力)・・・仕事に対する心構えの項目 
と2本立てで評価を行っています。

アルッメックの特色は、この共通評価の中で行われる、試験にあります。
それは、「志検定」というものです。
(ちなみに、この素晴らしいネーミングは豊田課長が作ってくれました。)

出題範囲は、アルメックのミッションブックレットと社員総会資料です。

①経営理念
②経営方針
③行動指針
④部門のミッション
⑤期首に発表される社長方針
⑥部門毎の3カ年計画
です。

①~④までは、内容が変わるものではないですが、
⑤⑥は、期首に開催される社員総会で発表される内容の中で
特にこの点は皆に理解をしてもらいたい、と社長や部門長が考える点を
選んで出題しています。

今回も全員試験を終え、結果は嬉しい事に高得点者続出です。

社員総会の開催の意義は、全社員が一堂に会し
会社の方向性、部門の目標を全社で共有し、一致協力していく事です。
ですから、この志検定は、とってもよいものだと思います。

今年もあとわずかですが、全社員で志高く、業務に取組んでいきます!

2011年10月17日月曜日

正観さん ありがとう

10月12日(水) 5時41分 正観さんがお亡くなりになりました。

今年の3月には、藤田保健衛生大学病院で手術を受け入院をしていました。
近所という事もあり、私は入院当日の準備のお手伝いをさせて頂く機会に恵まれました。

案内された部屋を見て、正観さんは
「この部屋は狭いから変えて下さい。」と病院の方におっしゃり
お手伝いをしていた4人で、
「あ~正観さんも、そういう事言うんだあ」と微笑みあい、
また全ての荷物を部屋から出して
今度は、とても広い最上階の角部屋の特別室に
再度荷物一式を運び直した事を思い出します。
何度かお見舞いに行くうちに、日に日に顔色もよくなり、笑顔も戻り
もともとの入院の日程よりうんと退院も早まる程の回復ぶりでした。

退院の当日も顔色もよく、元気になられて何より嬉しかったのを思い出します。

10月16日は豊橋で茶話会でしたが、告別式に・・・
12月 7日は名古屋で講演会でしたが、お別れ会に・・・
日程が変わってしまいました。

正観さんの著書の中に、お釈迦様は、亡くなる直前に弟子のアーナンダに
「アーナンダよ、悲しむな、泣いてはならぬ。
私はいつも教えていたではないか。
すべて愛する者と別れねばならないことを。
私の肉体はここで滅びても私の教えは永遠に生きている。
私の肉体を見る者が私を見るのではなく、
私の教えを実行する者こそ私を見るのである。
私の亡きあとは、私によって説き遺した教えと戒めがなんじの師である。
これをよく保ってなんじの師とするがよい」
と、ありました。

正観さんを慕い、尊敬していた、私達よき仲間がおこなっていく事は
肉体の死を悲しむ事ではなく、学んだ事を実践していく事です。

ほかにも、正観さんは著書の中で、
「肉体の死と存在の死は違うものであり、釈迦も竜馬も存在の死は迎えていない。」
と書いています。
私達の中では、正観さんは永遠に生き続けています。

正観さん、
たくさんの本を書いてくれて、そして、色んな事を教えてくれて、ありがとうございます。

それでもやっぱり、もう会えないと思うと悲しいけれど
毎日必ず本を読み
うれしい、楽しい、しあわせ、ツイてる、大好き、愛してます、ありがとう!
祝福神のメッセンジャーではなく、ジッセンジャーになりますね。

2011年9月2日金曜日

致知10月号

致知が届きました。
10月号の特集は「人物を創る」
表紙を飾るのは、グリーンのネクタイしか身につけない
日本電産の永守重信

7-8年前くらい、WEDGEの巻頭ページでお目にかかってから、
永守さんの大ファンです。

・情熱・熱意・執念の経営
・人を動かす人になれ 
スグに2冊の著書を読みました、それからほどなく
名古屋でIR説明会があり、本物の永守さんの講演を聴く機会に恵まれました。
すごい迫力と存在感だった事を覚えています。

永守さんといえば
“すぐやる、必ずやる、できるまでやる” が有名ですが
製造業では、これを真似た標語を見かける事が度々あります。

アルメックの行動指針である 
6S(整理・整頓・清掃・清潔・躾・作法)も
日本電産の真似をしました。
通常は、4Sか5Sが主流ですよね。

・1人の100歩より100人の1歩
・能力の差は2倍でも、ヤル気の差は100倍
・入社試験は、早食い、大声出し
・新入社員の1年間便所掃除

ユニークかつ、なるほどな言葉がたくさんです。

永守さんの経営の特徴として積極的に他社を買収して短期間で事業を拡大
してきました。これまで30社を買収して100%の会社を買収の翌年には黒字に
成長させているそうです。


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逃げない限りは社長も従業員も変えずに一緒に経営をし
買収する会社のブランドを残し
一定期間は応援部隊をだしても、再建がすんだら、全員引き揚げるので
会社はまったく元の会社にもどる。

儲かっていない会社の共通点として
・社員の士気が落ちている
・工場が汚い
・事務所も汚い
・電話の応対が悪い
・マナーがない
つまり、6Sができていない。

経営者には
 犠牲の精神、奉仕の精神が必要
 これは神から与えられた仕事だと心底思える人
 この仕事が自分の人生を明るく楽しくしてくれると思いこめる人
こういう人が器も磨かれ、よい経営ができる。

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文中には熱い言葉がたくさんです。

カンブリア宮殿で取り上げられた時は、
2週にわたり放送されるほど熱いトークでした。

みなさん、ぜひ読んでみてね。












2011年8月23日火曜日

正観さんの講演会



テーマは「運命の構造」
3時間講演です。
今回も興味深いお話がたくさん聞けました。

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運命はすべて決まってる、シナリオ通り事が運ぶので
一つ一つの出来ごとに、あじゃこじゃと評価論評せず
不平不満を言わず、淡々と受け入れるだけでいい。
そこがわかれば、
未来を不安に思う必要もなく
過去を悔む必要がなくなる。

自ら書いたシナリオに文句をいうのは、見当違い。
「あ~そうきましたか。」と淡々と受け入れる。

世界に残る最古の預言書がインドにあるそうで
5000年前に書かれた預言書通りに
生きてきた実在する大富豪の一族の話をもとに運命の構造を教えてくれました。


運が強い人の代表として
経営の神様の松下幸之助さんの話
事業所得で納税額12年連続日本一の斉藤一人さんの話がでました。
斉藤一人さんは、個人で正観さんの本を一番たくさん購入する方だそうで、
新刊がでるたびに800冊購入し知人に配るそうです。
ある時から、個人で800冊も購入をする事はしなくなり、
その代わりに3000人のお弟子さんに
「小林正観の本がでたら、必ず購入するように!」と通達を出したので
結果的には、更に本が売れるようになった、と正観さんはおしゃってました。

松下幸之助さんの口癖が「わしは運が強い」
斉藤一人さんの口癖が「ツイてる」

一般的に到底ラッキーとは言えない事象が身に降りかかってきても
常に 「運が強い」 「ツイてる」 と言い続けることにより
結果的に強運が引き寄せられる。

自分で書いた自分のシナリオに文句を言っては、
おかげ様は全く力を貸してくれない。

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 うれしい、楽しい、しあわせ、ついてる、ありがとう、感謝します、愛してます
めでたい神様を七福神といいますが、
それを文字ってこれらの言葉を祝福神といいます。

口からでる言葉を常に前向きで明るいものにすれば、人は寄ってくる、
暗い話や、つまらない話ばかりをしていると、自分の周りから人は誰もいなくなると・・

愚痴をいわず、前向きに!

講演会って色々行くとわかるけど、3時間ぶっとおしで話題が途切れることなく
話せる人っていないです。
正観さんの講演会はいつも本当に楽しい時間です♪



2011年8月19日金曜日

致知9月号

致知が届きました。

「運は天から授かるもの 縁は自らつくりもの」
サンモトヤマ会長 茂登山長市郎 大正10年生まれ
~昭和30年より、グッチ・エルメスなどの一流ブランドを日本にいち早く紹介した方~

真珠湾攻撃の2日後に召集令状が届き、貨物列車にゆられ、降ろされた先は、中国の天津。
そこでみた天津の租界(開港都市)は、戦時中にも関わらず、
デパートには煌々と明りがつき、華麗なショーウインドウの中には
ヨーロッパの家具、ダンヒルのライター、モンブランの万年筆
こんなにも美しいものが世の中にはあるのか、と思い
「もしも、もしも戦争が終わるのなら、外国の美しいものを自分の店で売ろう」と心に誓うのでした。


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人生とは運と縁

私は今年の秋で満90歳になるが、人生というものは「運」と「縁」の二つに尽きると
最近になってつくづく思うようになった。
運とは天から授かるもので、縁は自分からつくるものだ。
煎じて詰めれば所詮、人生は誰に会ったか、誰と会えたかで決まってしまう
言っても過言ではない。
私が商人の子として生まれたというのも運。
戦争へ行った先で天津の街を見、ヨーロッパの文化に触れられたのも運。
野戦病院で34kgまで体重が落ちても奇跡的に立ち直ったのも運。
復員した時に父が焼け野原の東京の有楽町で店を続けていてくれた事は最大の運、しかも、
有楽町の当時アメリカ村と言われた場所で外国人と直に会うチャンスがあったと言う事も。

一方で有楽町の毎日新聞社の名取洋之助さんにお会いする事ができた。お会いするなり
大変な人だと思い、名取さんを尊敬し、この人からなんでも得ようと思い
色んなことを一所懸命に勉強した。これは自分から作った縁。
しかし良く考えてみると名取さんにあえたこと自体、有楽町にいたからという運なのかもしれない。

つまり運と縁とは、表裏一体のものであると思う。天から授かった運をいかに掴むか、
それをどれだけ感謝していただくか。
そしてその運を生かすために、縁をどのように自らが作っていくかが人生の決め手であると思う。

今の人は「月給をもらっているから働いているんだ」と言う傾向が強く、
言われた事だけを完璧にやる、という人が多いように見受けられる。

本当に自分が運と縁とを勝ち取ろうと思えば、人にいわれない事をする。
そして、ありとあらゆる事に感謝の気持ちを持つ事。
これが天から運を授かり、それに続く縁と
そのまた次の運を作りだしていくことに繋がるのではないかと私は感じている。

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運命とは、「人が運ぶ命」と言われます。
昨日あった人は、目の前にはいない。
明日会う人も、目の前にはいない。
今、自分の目の前にいる人を、大切にすることこそが、
自らの運命を切り開くことになる、という意味です。

運命は人が運ぶ命
人生はドミノ倒し、同じ形状、同じ重さのドミノが倒れていくだけで
起きる事、出逢う人に、大切な事・人、そうでない事・人の区別はなく
全ての事や人が大切だそうです、たとえそれが嫌な人であっても。

全ての出会いに感謝し、ご縁を大切にしていきたいですね。

今月号もいいお話がたくさんの致知でした。

2011年8月18日木曜日

薬師寺保栄会長 ゲスト講演


第3回社員総会では、ゲストをお招きし講演をしていただきました。
みなさん御存じの、元WBC世界バンタム王座で4度王座を防衛した薬師寺保栄さんです。

期待通りの、ピカピカのスーツとキラキラの腕時計を身にまとい颯爽と現れたご本人、
入場曲はもちろんアース・ウインド・アンドファイヤーの Let's Groove♪♪ 

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ある日、ケンカに負けて帰ってきた、薬師寺さんは
アマチュアボクサーだった父親から、
「ボクシングをやれば、パンチをよけることができるよ」
と言われ、ボクシングを始めることになりました。
そこから、相当の紆余曲折がありました。

薬師寺さんといえば、誰もが思い浮かべるのは、1994年12月の
世界バンタム級 辰吉丈一郎 との王座統一戦でしょう。
この試合は史上初の日本人同士による王座統一戦として日本中から
大きな注目を浴びた試合となりました。
ご本人のお話ですと、今もこの試合に懸けられた
高額なファイトマネーの記録は破られていないそうです。

ボクシングでは恒例ですが、
試合前、薬師寺選手のことを罵っていた辰吉選手も
試合が終わると、リング上の薬師寺選手に抱きつき
「薬師寺君は強い、試合前に侮辱したことを許してほしい」と耳元で囁いたそうです。

ご本人いわく、試合前の舌戦で侮辱をうけていたので、インタビューがきたら
「辰吉は弱い、口ほどでもない選手」と言うつもりだったけど
実際のリング上でのインタビューでは
「辰吉君は自分がこれまで戦った中で一番強い選手だった」
と敗者を賞賛した言葉だったそうです。
なんともステキなお話でした。

このほかにも、リング上にいる時はどんなケガをしていても、
痛みを感じる事は、全くないとか、
目を殴られて、腫れ上がって開かない瞼から視界が広がり、どうしてかな?と
思ったら、瞼の上の裂けた部分から視界が広がっていた・・・
など痛い話もありました。

ボクサー仲間の輪島さん、具志堅さんとの楽しい話もあり、
世界に1台しかない薬師寺会長仕様の黒のランボルギーニや
20代で購入したフェラーリのお話 等々

あっと言う間の1時間講演でした。
楽しい時間をありがとうございました、社員一同感謝の気持ちでいっぱいです。

貴重なお話、本当にありがとうございました(^^)

2011年8月3日水曜日

第3回社員総会

アルメッック株式会社第3回社員総会を開催しました。
今回の総会は、新社長の誕生という事で
アルメックにとって大きな節目の総会でありました。

創業52年、原点回帰の意味で創業者から2代目、3代目と
歴代の社長の足跡をDVDにまとめ、今日までの歴史を振り返り
経営計画の発表にうつりました。

多くの苦難と喜びに彩られた52年
今、こうして私達が働く職場がありますのも先代の皆様のおかげさまです。
改めて感謝です、ありがとうございます。


部門ごとの3カ年実行計画の発表も、どの部も部門長の思いのこもったもので
目標を達成するために、部員ひとりひとりが、なすべき事を的確に発表していました。

第1回目から比べると、内容も発表の仕方も、うんと成長しました。

8月から、44期のスタートです。
みなさま、発表した事を着実に実行できるよう、
力を合わせて今期もがんばりましょう!
よろしくお願いします。

当日の運営に携わってくれた、
委員会の皆さま
発表者の皆さま、ありがとうございます。
各賞を受賞した皆様、おめでとうございます☆


また、新社長の就任に際しまして
たくさんの御祝いのお花、電報を頂き、誠にありがとうございます。
心よりお礼申し上げます。