『この世に「雑用」という用はありません。私達が用を雑にした時に 雑用が生まれます。』
(ノートルダム清心学園学長 渡辺和子)
組織が滅びるたったひとつの言葉、
それは『まっいいか、これくらいで』
この言葉が品質基準を少しずつ、少しずつ下げ・・
安全基準を少しずつ、少しずつ下げ・・
『まっいいか、これくらいで』が社内に蔓延すると
気がつくと、あらゆる基準の低下を招いてしまう。
「まっいいか、これくらいの出来で」
「まっいいか、これくらいの時間の遅れはゆるされるだろう」
「まっいいか、これくらいの事、私でなくても誰かがやるだろう」
「まっいいか、これくらい今日でなくても明日でいいだろう」
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「まっついいか、これくらいで」
まさに、用を雑に済ませている、状況のことばです。
この方は、他にも、修道院で食事の時間にお皿を並べる仕事をしているシスターに
「今、何を考えて、そのお皿をならべているのですか。」と聞き
シスターが 「何も考えていません。」というと
「なぜ、このお皿を使って食事をする人の幸せを思い、並べないのですか」と
そのシスターに説いた、とも読んだ事があります。
これも、雑用と同じ考え方ですね。
どんな事でも気持ちをこめて行えば、雑用なんてないのですね。
社員のみなさま
「まっいいか、これくらい」 は、やめて
「これなら、バッチリ!」と言えるように
毎日気を引き締めて、しっかりと一つひとつの仕事に取組んでいきましょう!
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