愛知県で開催されるのは4ヶ月ぶり
待ちにまった豊橋で開催された講演会に行ってきました。
テーマは「律義な宇宙の倍返し」
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自分の口からでてくる言葉は、
「言えば言うだけもう一度それを言いたくなるような現象が降ってくる」
というのが宇宙の法則です。
「嬉しい、楽しい、幸せ、愛している、大好き、ありがとう、ツイてる」という7つの喜びの言葉を、
言っていると、またその言葉を言いたくなるような現象が自分の身を取り囲むのです。
その数が多ければ多いほど、本人が想像する以上の喜びの出来事が起こり始めます。
逆に、「世の中はそんなに甘くない」と言っていると、いつまでも「甘くない」状況に囲まれるのです。
この宇宙法則は、自己啓発セミナーで教えているような、「思い続ければ夢は叶う」
というものはではないようです。
「ありがとう」を年間1万回言ったとしたら、また「ありがとう」と言いたくなるような現象が、
1万個降ってきます。
言葉には、ものすごい力を持っているということです。
もともと宇宙的には「運命」に良し悪しというものはありません。
私たちは、自分で「運がいい」「運が悪い」などと、勝手に決めているだけです。
自分の認識いかんによって「運命」の見方も変わります。
ですから、「運」が良いと思った人は「運」が良いのです。
「運」が悪いと思った人は「運」が悪いのです、宇宙的には運の良し悪しはありませんが、
それを自分で決めることはできるのです。
よく引き合いに出す話ですが、経営の神様と謳(うた)われた松下幸之助さんは、
若い頃、大阪の築港というところから埋立地にある会社まで小船で通っていました。
ある夏の日の夕方、会社から帰ってくるときに、船べりに腰を下ろして足をぷらぷらさせていました。
そこにある船員が船べりを右に左に均衡をとりながら歩いてきて、幸之助さんをまたいで通ろうとしました。
ところが、その船員が足を滑らせて落ちそうになってしまったのです。
そのとき、船員が目の前の幸之助さんの体をつかんだために、
幸之助さんと二人でドブンと海に落ちてしまいました。
このことを幸之助さんは、後世こんなふうに周りの人に語っています。
「わしは運が強かった。
もし冬の寒いときであったらたぶん助からなかった。
夏の日に落ちて幸運だった。
わしは運が強かった。
さらに船長がすぐに気がついて引き返してくれたので助かった。
わしは運が強い」
「運が強い」とは九死に一生を得たような場合に使う表現ですから、
幸之助さんが「運が強い」というのもわかります。
しかし、本当に「運」が強いという人は、たぶん海に落ちたりはしないものです。
海に落ちるという経験は大変珍しいもので、
一生涯船から海に落ちたことがないという人がほとんどのはずです。
幸之助さんはいろんな局面に出会いながらも、
ずっと「わしは運が強い。わしはラッキーである」といい続けた人だったようです。
どんな不運に見舞われても「自分は運が強い」「幸運でラッキーだ」「ツイてる」
といい続けている人には、「運」が付いて回ってくるのではないかと、
幸之助さんの周りの人は考えさせられました。
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ほかにも、幸之助さんは、電車や車にひかれそうになった経験もあり
お父さんが相場で大失敗、家族全員病死
普通の感覚からすると、類をみない不運な人ですよね。
本当に「運」が良い人、「幸運」が続いている人は、
何も起きずに平穏な日々がずっと続く、という。
こんな事もおっしゃってました。
「今日、この講演会に、自家用車で来た人、新幹線で来た人
みんな運がいいし超ラッキー!
車が動いて当たり前、新幹線が動いて当たり前
と考えているかもしれないけど、当たり前な事は何ひとつない。」
平凡で淡々とした毎日を過ごす事ができる事こそ
最高にツイてる、運がいい、ラッキーな事!
今日も、朝起きて、歩いて、食べて、道路もスイスイ、
会社に着けば自分の席があって、
エアコンもついて、快適な環境で
素晴らしい社員に囲まれて仕事が出来る事、心から感謝です。
みなさま、暑い中、本当にいつもご協力ありがとうございます。
2011年6月29日水曜日
2011年6月13日月曜日
新・評価制度
43期(2010.8)より評価制度を新しくしました。
“仕事は人間力とスキル”という観点から
全社で同じ項目で評価する、主に仕事に対する取組姿勢を重視した、共通評価
部門毎で、業務のスキル面を重視した、部門項目の2本立てです。
たくさんの時間と労力をかけて、この評価制度が誕生しました。
今回の夏の賞与の評価で、2回目になります。
すでに全部門とも、部門長によるフィードバックが始まっています。
評価制度を新しくし構築し、
フィードバックにこれまで以上に時間をかけているのは
日頃のコミュニケーションの上に信頼関係が成り立ち
フィードバックをする人、受ける人 役割や立場は違えども
アルメックで働く全ての人間性を高めていくために行っています。
「生成発展に資する。それが人間の大業である。」
松下幸之助の言葉です。
人間は日々成長し、誰かの役に立つ事、何かの役に立つ事こそが
人生の大事業である、と言う意味です。
社員1人ひとりの人間性の向上は人生の大事業であり、
企業の存続意義そのものです。
そいいった大きな視点をもち、
自分のために
褒められてうれしかった点は、更に伸ばす努力をし
改善すべき指摘があったなら、素直に受入れ改善して下さい。
「自分がどう動くと、他の人は助かるのか」
「自分は何をすると、お客様は喜んで下さるのか」
常に考えていきたいですね。
“仕事は人間力とスキル”という観点から
全社で同じ項目で評価する、主に仕事に対する取組姿勢を重視した、共通評価
部門毎で、業務のスキル面を重視した、部門項目の2本立てです。
たくさんの時間と労力をかけて、この評価制度が誕生しました。
今回の夏の賞与の評価で、2回目になります。
すでに全部門とも、部門長によるフィードバックが始まっています。
評価制度を新しくし構築し、
フィードバックにこれまで以上に時間をかけているのは
日頃のコミュニケーションの上に信頼関係が成り立ち
フィードバックをする人、受ける人 役割や立場は違えども
アルメックで働く全ての人間性を高めていくために行っています。
「生成発展に資する。それが人間の大業である。」
松下幸之助の言葉です。
人間は日々成長し、誰かの役に立つ事、何かの役に立つ事こそが
人生の大事業である、と言う意味です。
社員1人ひとりの人間性の向上は人生の大事業であり、
企業の存続意義そのものです。
そいいった大きな視点をもち、
自分のために
褒められてうれしかった点は、更に伸ばす努力をし
改善すべき指摘があったなら、素直に受入れ改善して下さい。
「自分がどう動くと、他の人は助かるのか」
「自分は何をすると、お客様は喜んで下さるのか」
常に考えていきたいですね。
2011年6月6日月曜日
致知7月号
致知の7月号が届きました。
今月私が選んだテーマは、P.50「金子みすずの詩を読む」です。
ACのCMでおなじみの、金子みすずさんです。
~遊ぼうって言うと、遊ぼうって言う
馬鹿って言うと、馬鹿って言う
もう遊ばないって言うと、もう遊ばないって言う
そして、後で淋しくなって、
ごめんねって言うと、ごめんねって言う
こだまでしょうか、いいえ誰でも~
3月は震災の影響でTVからいつものCMが消え、ACのCM一色でした。
余談ですが、一説によると、当初はACのCMは8本しかなく、
8本で1日1000本のCMを賄っていたそうです。
文中の金子みすず記念館の矢崎館長の言葉に
この詩で私が注目したいのは
「こだまでしょうか」という呼びかけに「いいえ、誰でも」と答えている末尾の一文です。
よい事も悪い事も、投げかけられた言葉や思いに反応するのは
「こだま」だけではなく、万人の心がそうだとみすずは言っているのです。
金子みすずさんの詩は、「自分」という存在は自分以外の誰かがいて
初めて成り立っている、という考えです。
~私と小鳥と鈴と~
私が両手を広げても
お空はちっとも飛べないが
飛べる小鳥は私のように、地べたを早く走れない
私が身体をゆすっても、きれいな音はでないけど
あの鳴る鈴は私のように、たくさんの唄はしらないよ
鈴と小鳥とそれから私、みんな違って、みんないい
誰かと、何かと比べて生きるのではなく
私ばかりに重点を置くのではなく
地球上の全てのものは同等の価値をもつという考えです。
26歳の若さでこの世を去ったようですが
この若さで宇宙の真理を捉えていて
たくさんの心あたたまる詩を残してくれました。
まだまだたくさん載ってます。
読んでみて下さい。
今月私が選んだテーマは、P.50「金子みすずの詩を読む」です。
ACのCMでおなじみの、金子みすずさんです。
~遊ぼうって言うと、遊ぼうって言う
馬鹿って言うと、馬鹿って言う
もう遊ばないって言うと、もう遊ばないって言う
そして、後で淋しくなって、
ごめんねって言うと、ごめんねって言う
こだまでしょうか、いいえ誰でも~
3月は震災の影響でTVからいつものCMが消え、ACのCM一色でした。
余談ですが、一説によると、当初はACのCMは8本しかなく、
8本で1日1000本のCMを賄っていたそうです。
文中の金子みすず記念館の矢崎館長の言葉に
この詩で私が注目したいのは
「こだまでしょうか」という呼びかけに「いいえ、誰でも」と答えている末尾の一文です。
よい事も悪い事も、投げかけられた言葉や思いに反応するのは
「こだま」だけではなく、万人の心がそうだとみすずは言っているのです。
金子みすずさんの詩は、「自分」という存在は自分以外の誰かがいて
初めて成り立っている、という考えです。
~私と小鳥と鈴と~
私が両手を広げても
お空はちっとも飛べないが
飛べる小鳥は私のように、地べたを早く走れない
私が身体をゆすっても、きれいな音はでないけど
あの鳴る鈴は私のように、たくさんの唄はしらないよ
鈴と小鳥とそれから私、みんな違って、みんないい
誰かと、何かと比べて生きるのではなく
私ばかりに重点を置くのではなく
地球上の全てのものは同等の価値をもつという考えです。
26歳の若さでこの世を去ったようですが
この若さで宇宙の真理を捉えていて
たくさんの心あたたまる詩を残してくれました。
まだまだたくさん載ってます。
読んでみて下さい。
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