2010年10月25日月曜日

地球生命38億歳

先日、ドキュメンタリー映画「1/4の奇跡~本当のことだから」の
上映会に行ってきました。
自主上映が基本の映画ですが、ご覧になって共感を得た方が
「次は私が上映会を主催します!」という形で広がりをみせ
今では6万人以上の方が鑑賞しているそうです。
私が見た会場も、40人程度でした。
テーマは、「ありのままの自分を大切にして生きる」です。
この映画の内容は、特別支援学校に通う子供たちのもつ
不思議な能力についてのドキュメンタリーです。
詳細は、致知10月号(P.110)に掲載されていますので
ぜひ、読んでみてください。
~どんな命もすべて宇宙とつながっている~
命の尊さの根源を感じた深いテーマでした。
命とは自分の命のみならず、他人の命も含まれます。
もっというと、動植物の命、大自然の恵み・・もです。
~宇宙は今から137億年前にビックバンを起こして始まり、
ビックバンの直後に生まれた水素原子は現在も生物の中に
のこっており、私たちの身体には宇宙の進化の歴史が凝縮
されており、全ての人が宇宙を背負って生きている。
故に、命は自分だけのものではない。
大自然が137億年もかけて作り上げた最高傑作だ。
この世に生まれてきた事自体、途方もなく奇跡的な事であり、
それだけで有りがたく素晴らしい事。
この世に生かされている事に感謝しよう。
自分の力だけで生きている人など、この地球上に1人もいない。
何一つとしてムダな命はない。
太陽、水、空気、動植物など目に見えない大自然の
偉大な力のおかげでいかされている。~   村上和雄名誉教授
全世界人口、およそ65億人の中で、
何不自由なく食べられるのは、5億人と言われています。
1年間に殺される動物が450億頭ですが、
これらの動物も、この5億人がほとんど消化しているでしょう。
ありがたい事に、日本に住む私達1.3億人は、この5億人の中に
入っています。「生きる事は食べること」といわれますが
食物連鎖の頂点に立つ、私達人間の命は、他の命の犠牲の上に
成り立っている命なのです。
ですから、この”食べる”ということ、一つをとっても
生かされている事を実感します。
「いただきます」は
「私の命のために動植物の命をいただきます」の意味があり
大自然への感謝の気持ちを表した言葉だそうです。
「ごちそうさま」は
馳走、つまり走り回って獲物をとってきて、もてなしてくれて有難う
という感謝の気持ちを表した言葉だそうです。
どんな命も無駄にせず、生かされていることに感謝をする
今日もおいしくご飯が頂ける、という健康に感謝の気持ちを持つ。
こんな意味が込められているんですね。
日本語って、素晴らしい!
すべて、おかげさまの力で、成り立っている命
命は、ず~と続いて、受け継がれている・・
地球生命38億歳
すごく果てしないテーマでした。
何も、宇宙という壮大なスケールまでもっていかなくても
職場でも同じ事が言えますね。
自分一人だけの力で仕事をやっている人は誰もいません。
お客さまがいて、仲間がいて、先輩がいて、家族がいて
たくさんの人に支えられ、たくさんの道具に助けられ
毎日、滞りなく業務を進める事ができるのです。
だからこそ人は、誰かのために、何かのために役立ちたいと
考えるのでしょう。
そういえば、今名古屋で開催されているCOP10生物多様性にも
通じますね。公演に咲く草花、そこに集まる虫、その虫をたべる鳥
どの命も生きて、みんな繋がっている、大自然の一員ですね。
ありがとうございます
常務取締役 折戸智美

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