2011年10月17日月曜日

正観さん ありがとう

10月12日(水) 5時41分 正観さんがお亡くなりになりました。

今年の3月には、藤田保健衛生大学病院で手術を受け入院をしていました。
近所という事もあり、私は入院当日の準備のお手伝いをさせて頂く機会に恵まれました。

案内された部屋を見て、正観さんは
「この部屋は狭いから変えて下さい。」と病院の方におっしゃり
お手伝いをしていた4人で、
「あ~正観さんも、そういう事言うんだあ」と微笑みあい、
また全ての荷物を部屋から出して
今度は、とても広い最上階の角部屋の特別室に
再度荷物一式を運び直した事を思い出します。
何度かお見舞いに行くうちに、日に日に顔色もよくなり、笑顔も戻り
もともとの入院の日程よりうんと退院も早まる程の回復ぶりでした。

退院の当日も顔色もよく、元気になられて何より嬉しかったのを思い出します。

10月16日は豊橋で茶話会でしたが、告別式に・・・
12月 7日は名古屋で講演会でしたが、お別れ会に・・・
日程が変わってしまいました。

正観さんの著書の中に、お釈迦様は、亡くなる直前に弟子のアーナンダに
「アーナンダよ、悲しむな、泣いてはならぬ。
私はいつも教えていたではないか。
すべて愛する者と別れねばならないことを。
私の肉体はここで滅びても私の教えは永遠に生きている。
私の肉体を見る者が私を見るのではなく、
私の教えを実行する者こそ私を見るのである。
私の亡きあとは、私によって説き遺した教えと戒めがなんじの師である。
これをよく保ってなんじの師とするがよい」
と、ありました。

正観さんを慕い、尊敬していた、私達よき仲間がおこなっていく事は
肉体の死を悲しむ事ではなく、学んだ事を実践していく事です。

ほかにも、正観さんは著書の中で、
「肉体の死と存在の死は違うものであり、釈迦も竜馬も存在の死は迎えていない。」
と書いています。
私達の中では、正観さんは永遠に生き続けています。

正観さん、
たくさんの本を書いてくれて、そして、色んな事を教えてくれて、ありがとうございます。

それでもやっぱり、もう会えないと思うと悲しいけれど
毎日必ず本を読み
うれしい、楽しい、しあわせ、ツイてる、大好き、愛してます、ありがとう!
祝福神のメッセンジャーではなく、ジッセンジャーになりますね。